カネエイ販売員 明神です
4月に入り、新しい生活が始まった方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
新型コロナウイルスのワクチン接種も準備が進んでいるようで、早く収束に向かうことを願うばかりです。
本日4/10は四万十の日。
高知県西部には、四万十川という大きな清流があります。
四万十市
四万十町
など、その名を冠する自治体があることから、なじみの深い河川であることがうかがえるかと思います。
----------------------------------------------------------------------------------------------
さて、今回の元気畑だよりは、その四万十川が流れる高知県西部での収穫が盛んで、弊社にもたくさん入荷されてくる作物
★ミョウガ★
についてです。
----------------------------------------------------------------------------------------------
★ミョウガの名前の由来★
大陸からショウガとともに持ち込まれた際、香りの強い方を「兄香(せのか)」、弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだ。これが後にショウガ・ミョウガに転訛したとの説が有力のようです。
★ミョウガを食べると物覚えが悪くなる?★
俗に「食べると物忘れがひどくなる」と言われており、落語にも宿屋の夫婦が預かった金のことを忘れさせようと飛脚にミョウガを食べさせる『茗荷宿』という噺があるくらい。
しかし、ミョウガを食べることによる記憶への悪影響に学術的な根拠はなく、栄養学的にもそのような成分は含まれていないそうです。
ではなぜこんな俗信が生まれたのか?
上記の由来とは別に、こんな説もあります。
釈迦に、彼は自分の名前すら忘れてしまうほど物覚えの悪い弟子がいました。
見かねた釈迦が、その弟子の名前を書いた旗を背中に背負わせてやったにもかかわらず、旗を背負ったことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えることができなかったそうです。
弟子の死後、墓から見慣れない草が生えていて、「名」を「荷う」ものの墓から発見されたことから、茗荷と名付けた、という話が残っていることから、このような俗信に繋がったとされています。
----------------------------------------------------------------------------------------------
ミョウガは自他共に認める高知県特産品で、その出荷量は実に9割以上を誇ります。
弊社のミョウガも、もちろんその一員です。
前回のナスと同じく、さまざまな形態にパッケージして出荷されます。
レギュラーパッケージの3本入り
オーダーメイドの2本入り
このほかに、販売先の要望に併せて、4本入りにしたり、8本入りしたりと、様々な形態で出荷されていきます。
----------------------------------------------------------------------------------------------
上2枚のような写真のように、みなさんが見慣れているのは、ミョウガ
花の部分。
花が咲く前のつぼみの状態を頂いているんですね。
この部分とは別に、茎の部分も食用として使用されます。
酢漬けにしたり、刻んで焼肉などに使用することも。
★ミョウガの茎500g入り★
これから暖かくなり、そうめんやざる蕎麦、ざるうどんのお共や、さしみの付け合わせに。
また、衣をたっぷりつけて天ぷらにしても美味しいです。
----------------------------------------------------------------------------------------------
高知の誇る特産品、ミョウガ。
元気な畑のごちそうも、この特産品を全国の皆様に食べてもらえるよう、日々頑張っています。
店頭などでお見かけの際は、是非手に取ってみて下さいね。