カネエイ販売員 明神です。
だんだんと気温が上がってきて、高知県では日中、ジャケットを脱いで過ごすことが多くなってきました。
この時期、初夏~夏の作物出荷が始まり、我々元気な畑のごちそうにも、春よりさらに様々な野菜が集まってき始めました。
初夏~夏の作物についての紹介はまたの機会で。
今回の元気畑だよりは
ニラについてです
ナスと同じく、高知県産の全国シェアナンバー1を誇ります。
弊社の出荷、売上高はナスに次いでナンバー2
今日も全国の皆様のもとへ出荷されています。
★呼び名の歴史★
世界各国で古くから愛され、一説によると栽培化されてから3000年以上にもなるようで、
日本でも『古事記』にも「加美良」(かみら)という名前で登場します。
その後万葉集に登場した際は「久々美良」(くくみら)、『正倉院文書』には「彌良」(みら)とそれぞれ記載されて登場します。
古代日本においてはこのように「みら」と呼ばれていたようですが、時がたつとともに「にら」とよばれるようになったようです。
★独特のにおい★
ニラといえば、独特のにおい。
このにおいの原因物質は、ニンニクにも含まれている、硫化アリル類の一種、アリシンという成分です。
こお独特のにおいのため、禅宗などの精進料理ではネギ、ラッキョウ、ニンニク、タマネギと並んで「五辛」とよばれ、忌避されているそうです。
★元気畑のニラ★
さてそんなニラですが、弊社ではできる限り鮮度を保持できるようにと、パーシャルシール包装を採用し、より品質を保った状態で皆様のもとへお届けしています。
また、惣菜店などの業務関係業者様向けに、袋に入れず、バラで出荷する場合もあります。
ナスやミョウガと同じく、お客様のニーズへ合わせて出荷しています。
高知県産のニラは年中収穫されますが、ピークは11月~3月。
ピークを少し過ぎたこの4月でも、たくさんの農家さんが出荷してくれます。
これから気温が高くなっていき、炒め物などを食べる機会も増えるかと思います。
ニラとお肉の愛称は抜群なので、是非お店で見かけたときは、手に取ってみてください。