うちのナンバー2

[Date]2021.04.24  [Category]ブログ

カネエイ販売員 明神です。

だんだんと気温が上がってきて、高知県では日中、ジャケットを脱いで過ごすことが多くなってきました。

この時期、初夏~夏の作物出荷が始まり、我々元気な畑のごちそうにも、春よりさらに様々な野菜が集まってき始めました。

初夏~夏の作物についての紹介はまたの機会で。

 今回の元気畑だよりは

 

ニラについてです

 

ナスと同じく、高知県産の全国シェアナンバー1を誇ります。

弊社の出荷、売上高はナスに次いでナンバー2

今日も全国の皆様のもとへ出荷されています。

 

★呼び名の歴史★

世界各国で古くから愛され、一説によると栽培化されてから3000年以上にもなるようで、

日本でも『古事記』にも「加美良」(かみら)という名前で登場します。

その後万葉集に登場した際は「久々美良」(くくみら)、『正倉院文書』には「彌良」(みら)とそれぞれ記載されて登場します。

古代日本においてはこのように「みら」と呼ばれていたようですが、時がたつとともに「にら」とよばれるようになったようです。

 

★独特のにおい★

ニラといえば、独特のにおい。

このにおいの原因物質は、ニンニクにも含まれている、硫化アリル類の一種、アリシンという成分です。

こお独特のにおいのため、禅宗などの精進料理ではネギ、ラッキョウ、ニンニク、タマネギと並んで「五辛」とよばれ、忌避されているそうです。

 

★元気畑のニラ★

さてそんなニラですが、弊社ではできる限り鮮度を保持できるようにと、パーシャルシール包装を採用し、より品質を保った状態で皆様のもとへお届けしています。

また、惣菜店などの業務関係業者様向けに、袋に入れず、バラで出荷する場合もあります。

ナスやミョウガと同じく、お客様のニーズへ合わせて出荷しています。

 

 

高知県産のニラは年中収穫されますが、ピークは11月~3月。

ピークを少し過ぎたこの4月でも、たくさんの農家さんが出荷してくれます。

 

これから気温が高くなっていき、炒め物などを食べる機会も増えるかと思います。

ニラとお肉の愛称は抜群なので、是非お店で見かけたときは、手に取ってみてください。