カネエイ販売員の明神です。
気温が上がったり下がったりして、過ごしにくい毎日ですが、風邪などひかれていませんでしょうか?
私はというと、今年も花粉症の症状が出始めて、鼻が詰まった状態で日々過ごしています。
もういっそ、早く夏になってほしいです。
さて、弊社では日ごろから、有給消化100%推奨、育児休暇取得推進、コロナワクチン特別休暇など、従業員が休暇を取りやすい取り組みを進めています。
今回はその中から、育児休暇について触れたいと思います。
私事ではありますが、1月末に妻が第3子を出産。
「妻の産前産後に伴う育児休暇」
として、2月中旬に休暇をいただきました。
厚生労働省のデータによると、日本における男性の育児休暇取得率は
2010年に1.4%⇒2016年に3.2%⇒2018年に6.2%⇒2020年には12.7%
と、
近年の「働き方改革」や、メディアでのいわゆる「イクメン」のピックアップなども後押しに、年々取得率が上がっているようですね。
日本は世界的に見ても、育児休暇に対する給付金などの制度が、充実している国でもあります。
しかし、過去に比べて育児休暇をとる男性が増えたとはいえ、他国の男性に比べて非常に少ないのも事実。
なぜこのような低水準で推移してしまうのでしょうか。
同じく厚生労働省調べでの、男性の育児休暇取得率が伸び悩む理由は主に以下の通り
・業務が忙しく、人手不足である、自分にしかできない仕事や、担当している業務がある
・会社側で育児休暇制度が整備されていなかった
・職場が育児休暇を取得できる雰囲気でない
・今後のキャリア形成や昇給に悪影響があるのでは?との懸念
などなど。
うんうんと頷いてしまいそうになりますが、半分は気のせいだと思いますし、半分は所属する職場の問題のようにも思えます。
弊社の場合、私が育児休暇を取るにあたり、休暇中に連絡がつながらないことを前提に、次の内容で引継ぎをお願いしました。
・休暇中、現在私が担っている業務を分解し、他のメンバーに依頼。取引先各社にも長期休みであることを徹底周知し、業務代行者の連絡先を伝達。
・休暇に入る前段階から、常用資料の共有、業務の進捗などをこまめに報告。
・事前に終わらせられる業務は、休暇中の分も終わらせておく。
実際これで、休暇中の1週間、職場や取引先などからの連絡はほとんどなく、家事・育児に専念できました。
さて、では具体的に自分は育児休暇の1週間、何をしていたのか?
レポートをしたいと思います。
①徹底的に家中を整理!!
赤ちゃん用品は、とにかく種類と量が多いです。
大量のおむつ、大量のミルク、大量の着替え、大量のタオル・・・。挙げればきりがありません。
これだけでもちょっとした箪笥が埋まってしまします。
とにかくこれらを一括に収納し、「赤ちゃんの物入れ」を確保しなければならない。
不必要なものをピックアップし、徹底的に断捨離。
結果↓のように押し入れひとつ確保し、赤ちゃん用品を入れる場所を作ることができました。
②猫の居住環境整備
我が家は猫を2匹飼っているのですが、新しい家族が増えたことにより、ものすごくご機嫌ナナメ。
そこで、彼らのくつろげるスペース確保と、ストレス緩和のためにおもちゃを揃えたり、トイレを増設したり・・・。
今でもたまに不服そうにしていますが、だいぶ落ち着いてくれています。
③各方面の手続き、お付き合い関係
人が産まれると、こうも書類が多いものかというほど書き物があります。
出生届、社会保険がらみ、予防接種の予約、生命保険の手続き・・・。
また、有難いことにたくさんの方々から、出産祝いをいただき、そのお返しを考えたり、注文したり、配ったり。
親戚や古くから付き合いのある知人たちに、連絡をしたり。
これから生きていく我が子を、見守ってくれる人々にご挨拶はしっかりしておかないと!
④掃除・洗濯・料理。赤ちゃんのオムツ替え、ミルク、沐浴。長女・次女との時間をたっぷりとる。
末っ子の夜泣きや母乳の要求などなど、やはり母親の負担は大きいもので、休暇中は妻を少しでもやすませようと、できることはしました。
またこの春、長女が小学生になることもあり、職場の先輩・後輩に手伝っていただいて、学習机を搬入。
これを機に、今まで寝室として利用していた部屋を、完全に子供部屋にすべく大かたづけ。2段ベッドと、おもちゃ箱、学習机を配置して、不要なラックなどを撤去し、子供たちが過ごしやすい環境をできる範囲で作りました。
娘たちも喜んでくれて、出来上がった子供部屋で一緒に遊んだりして過ごす時間を、できるだけとるよう努めました。
探せば探すほどすることは山ほどあり、正直1週間では足りなかったくらいですが、おかげさまで家の中は片付き、家族と色んな事が出来ました。
とにかく気を付けたのは
「産後の妻にゆったりすごしてもらうこと」
「子供たちに喜んでもらうこと」
「家族がのびのび過ごせること」
この3点です。
この記事を読んでらっしゃる方の中で、奥さんが出産を控えている方がいらっしゃれば、ぜひ育児休暇を取ってみてください。
この記事を読んでらっしゃる方の中で、職場にそのような方がいる場合、ぜひ育児休暇取得をすすめてあげてください。
お金を稼ぐ以外でも、家族のためになることは、沢山あると思います。
「育児に参加しましょう!」
なんて、イベント扱いしたこと言わないで、これが自然なことになっていくことを願うばかりです。
それではまた、次の機会にお会いしましょう。
今後とも、元気な畑のごちそうを、よろしくお願いします。