ご無沙汰しています。カネエイ販売の市川です。
今年は空梅雨と思いきや、季節外れの長雨が続いています。
こうも天気の悪い日が続くと、野菜も生育不良で品薄となり、価格が高騰!なんて、先日のニュースでやっていました。
夏休みもあと少し、子供たちに青空の下で思う存分に遊んでもらいたいものです。
先日、この様な記事を見つけました。
『見つけたら即買い!「みょうがの茎」はSDGsにもつながる超お得食材!?』
https://39mag.benesse.ne.jp/housework/content/?id=107783
野菜の価格が高い!ということで、今回のブログは、『茗荷のお買い得品』について。
少し前のブログ『四万十の日』の回で茗荷についてはご紹介しています。
そちらの回でもご紹介しましたが、『茗荷の茎』がこちら。
茗荷農家の家庭で、捨てるのがもったいないから甘酢漬けにしたのが始まりです。
地元では食卓、居酒屋さんなどの付け出しなんかでよく出てくる、ローカルフーズです。
そんなことで道の駅では加工品が販売され、知名度が上がってきています。
誰でも手軽に漬けられることから『茗荷の茎』をお買い得用の大パックで売られるようになりました。
そして、こちらが『茎付き茗荷』
茎を取らないで販売している商品です。
こうなると、なぜ茎をつけて売らないの?
と思いますよね?それは、
下の赤〇部分が茎とガクになります。
写真のように、成長していくとガクは蕾から剥がれていきます。
茎は折れやすく、収穫し洗っているうちにガクが引っかかることで取れてしまうことがほとんどのようです。
なので、最初から外されているわけです。
また、茗荷はふっくらと丸みがあるのが見た目においしそう。
茎と外側のガクを一枚取るとこの様な何とも魅力的な茗荷になります。
その様な理由で茗荷の茎は規格に通らなかったのです。
食べられないわけではないので、捨てるのはもったいないですよね?
先にご紹介した記事の最後に
【お得に買ってSDGsにつなげよう!】
とあります。
茗荷の茎の他にも、弊社ブランドの元気畑ではナスでも規格外品のお買い得パックがあります。
『もったいなす』
こちらも規格に通らない、
〈小さすぎる、大きすぎる、曲がっている、傷がある〉
と見た目にクセが有る商品を集めた大容量パック。
こちらも、ナス農家の家庭で、捨てるのがもったいないと、食べられていたもの。
生産地での規格外品の消費は究極のSDGs
農家の家庭で消費していた
→食べられるため地元で販売
→全国へ出荷
今まで廃棄していたもので、農家の所得向上にもつながる。
「農家の持続的な発展」
大げさなのかもしれませんが、小さなことからコツコツもコンセプトですので
「つくる責任つかう責任」
「気候変動に具体的対策を」
「陸の豊かさを守ろう」
「ゴミを出さない」
「農家の持続的な発展」
「食料を継続的に」
今後も、元気な畑のごちそうでは、農業に携わる仕事として
SDGsに貢献できればと考えています。