お久しぶりです。カネエイ販売員の田中です。
9月も終わりに近づき、朝晩少しずつ涼しくなってきましたね。
今回のお題は、「秋ナス」です!!
最近、地元のラジオやテレビで、「秋ナス」という言葉をよく耳にします。
ナスと聞くと夏野菜のイメージが強いと思いますが、なぜ、秋ナスというのでしょう?
ナスは収穫時期によって、呼び名が違います。
6月頃から収穫されるものが、夏ナス。
9月以降に収穫されるものが、秋ナスといいます。
秋ナスと言う品種があるわけではなく、6月に収穫されるナスも9月に収穫されるナスも同一品種なのです。
夏ナスは、暑い時期に成長するので、夏の強い日差しを浴びて、皮が厚く、身の詰まった食べ応えのあるナスになります。
秋ナスは、昼夜の気温差と穏やかな日光の中で育つので、皮が柔らかく、水分を多く含んだナスになります。
そのため秋ナスのほうが、甘みや旨みが強いと言われています。
「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざがありますね。
おいしい秋ナスは、もったいないから嫁には食べさせるなという嫁いびりの言葉と言われる説もありますが、水分が多いので、体を冷やさないように嫁の体を気遣う意味合いがあるという説もあります。
どちらにしても、秋ナスは水分たっぷりで、美味しいということですね。
高知県産のナスはハウス栽培が主になり、全国に多く出荷するのが9月~6月頃までとなっており、出始めのナスが今回お題の秋ナスにあたります。
いつ食べても美味しいですが、秋の時期のナス、冬の時期のナス、春の時期のナスと食べ比べてみてください。
食べて美味しいだけでなく、実は美容にもいいようです。
ナスの紫色、アントシアニン系の「ナスニン」という色素は、抗酸化作用があり、肌バリアをつくるのに効果的な成分だそうです。
また、眼精疲労の軽減や、コレステロールを下げる働きもあります。
そろそろお近くの量販店に元気な畑のナスが販売し始めているかもしれません。
見かけたらぜひご賞味ください。