こんにちは、販売担当の市川です。
皆さんは、年末の大掃除の真っ最中でしょうか?
寒い中、外回りの掃除は本当に大変です。
温かい恰好をして、年の瀬に風邪をひかないよう
お気を付けください。
弊社の年内の業務は本日をもって終了となります。
作業員は、朝からあわただしく作業をしています。
本年最後のブログが締めくくりの挨拶だけでは寂しいので
少し弊社の取組について書かせて頂こうと思います。
「元気な畑のごちそう」のブランドロゴには
「全国に高知の新鮮なごちそうを届ける」
という意味が込められています。
私どもは、新鮮な野菜を消費者のお手元にお届けするためにいろいろな取組をしています。
特に葉物であるニラは非常にデリケートな為、包装機械や施設にこだわっています。
少しご紹介させてください。
高知県の推奨する鮮度保持技術に「パーシャル包装」という特許技術があります。
弊社の袋にも入っているこのマーク
これは、袋の背張りに細かく隙間を作り、袋内を密閉しないようにする接着技術です。
野菜は収穫された後も呼吸をしており、呼吸ができなくなることで鮮度が落ちると検証されています。袋内に一定量の空気が入ることによって、鮮度が落ちるのを遅らせることができるのです。
パーシャル包装について詳しく書いてあるサイトを貼っておきます。
https://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/column/14772/
この他にも、鮮度保持には温度管理が大切ですが、弊社では冷蔵施設での予冷管理が万全に行き届いています。
県内から集荷されたニラは、この庫内から外気に触れる事はほとんどありません。
商品の温度が変わらないように包装作業も庫内で行なっています。
生産農家でも鮮度を維持する「そぐり」という作業をしています。
そぐりは、枯れた古い外葉を取り除き、中心部の柔らかく新しい葉 3、4枚を残します。この作業を行なう事で長持ちするのです。
この作業は、機械かも進んできましたが、生産者が手作業で行なわれている作業になります。
これも到着日数のかかる産地の品質保持の技術となるのではないでしょうか?
本日作業している商品は、全国各地の卸売市場の初市用となります。
日数が経つことで鮮度が落ちるとされますが、遠方の消費者にできる限り鮮度の良いものを届けたいと一心で取り組んでいます。
また、品質にこだわる生産者の思いを届けるのも、元気な畑のごちそうのブランドコンセプトとなっています。
生産者の思いと消費者の思いが繋がる架け橋となれる様、懸命に努めたいと思います。
店頭でお買い上げの際、イメージしていただければ幸いです。
最後に
本年も皆様には元気な畑のごちそうの商品をお買い上げいただき、誠にありがとうございました。
本年度の営業は本日12月30日をもって終了とさせていただきます。
来年度の営業は1月5日より再開させていただきます。
来年度も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます
2022年が皆様にとって良い一年であることを心よりお祈り申し上げます。
敬具