取引農家各位
高知県農業振興部環境農業推進課より、弊社の取引農家の方々へ次の内容を周知徹底させてほしいとの依頼を受けました。
今年の7月9日に香南市香我美町徳王子地区で魚類のへい死事故が発生し、水及び魚体試料を分析した結果、農薬のトルフェンピラドが検出されました。
県内では農薬が原因と考えられる魚類のへい死事故が、平成29 年度に9件、30年度に2件発生し、そのうち7件でトルフェンピラドが検出されています。
つきましては、農薬による魚類へい死事故の再発防止のため、下記について、取引農家への指導を徹底していただきますようお願いします。特に、農薬施用直後の内容について徹底するよう、農薬散布作業の実施者への指導をお願いします。
◇農薬購入時
・農薬の容器・包装のラベルの表示事項を確認する。
◇農薬施用時
・農薬を施用する際には使用某準を溝守するとともに、表示事項を確認して滴正な使用に努める。
◇農薬施用直後
・農薬の散布残液(又は残留物)が河川等水系へ流入しないよう注意する。
・農薬の旅用に用いた防除器具(撒布機、土壌混和に用いたトラクター、鍬等)や装具(長靴、手袋等)を河川等で洗浄しない。また洗浄した水を河川等に流入させない。
・農薬の旅用直後の士壌や作物等が降雨や風によって河川等に入らないように対策を講じる。
◇農薬の容器・包装の処分
・容器咆装のなかに農薬を残したまま捨てないようにするとともに、使用済みの容器・包装に付着・残留した農薬を適正に除去する。
・不要になった農薬や容器・包装は廃棄物処理業者に処理を委託するなど、適正に処分する。
◇保管管理
・適正に保管管理する(特に毒物・劇物は毒物及び劇物取締法に基づいた保管管理を徹底する)。
リーフレットも頂いております。
また、香南市吉川町吉原のへい死魚類の分析結果のついての資料も頂いております。
こちらからダウンロードできます。
ご協力、よろしくお願いいたします。