ニラにおけるトクチオン乳剤使用時の注意喚起について

ニラ生産者の皆様へ

高知県農業振興部環境農業推進課よりお知らせです。

日ごろは県の農薬行政の推進にご協力頂き、厚くお礼申し上げます。
さて、トクチオン乳剤はニラのネダニ類を対象に「株元灌注・2,000倍・収穫21日前まで」の登録がありましたが、令和6年9月18日にニラのアザミウマ類を対象に「散布・1,000倍・収穫7日前まで」での登録が適用拡大されました。また、ニラにおいて、トクチオン乳剤の有効成分であるプロチオホスの残留基準値が0.2ppmから2ppmに引き上げられました。

一方で、過去に実施した試験成績(※)では、トクチオン乳剤が葉に付着した場合の残留濃度が高い傾向であることが明らかになっています。つきましては、現在の農薬登録上は収穫7日前まで使用できますが、農薬販売時や指導時には下記事項の周知についてご協力いただきますようお願いします。

なお、農薬メーカーが追加試験を実施しておりますので、農薬メーカーから試験結果を提供いただいた際には改めて情報共有いたします。


ニラに対してトクチオン乳剤を株元灌注もしくは散布する場合は、ニラの葉に薬液が付着しないよう、可能な限り刈り取り直後に実施する。

 

高知県農業振興部環境農業推進課

研究安全管理担当 森田、石井
TEL088-821-4861 FAX088-821-4536

 

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株式会社須崎青果 下村