思い出の秋祭り
こんにちは、須崎青果東部集配部の濱口です。
早くも9月の中旬、厳しい残暑が続いていますが、秋の気配も感じられて来ました。
さて、私の地元で行われている秋祭りについて記事にしようと思います。
それは、高知県須崎市大谷にある須賀神社の境内で、毎年10月18日に行われるお祭りです。
そこでは、高知県保護無形文化財に指定されている「大谷花取り踊り」が披露されています。
無病息災や五穀豊穣、大漁などを祈願して踊りを奉納するもので、花取り踊りは約500年の歴史があるそうです。
伊賀袴に白足袋姿、クジャク、山鳥、キジといった鳥の尾羽根の被り物を身に付けた少年達が踊りを奉納します。
着物を身につけた子供達の舞う姿を見るのもいいものです。
また、背中に背負っている着物の生地や布で作った蝶に似せた物に着目して頂くと、カラフルで綺麗です。
踊りが披露され、クライマックスを迎えると、中学生3人組による綱を太刀で斬る見せ場があります。
画像が古くて見づらいですが、こちらは私が綱を太刀で斬る役を任されたときの写真です。
綱の真ん中は大きく一発で斬るのは至難の業であり、またそれが醍醐味でもあります。
斬れない場合は両脇の者が小綱を斬って踊りがスタートします。
私も小学3年生から中学3年生まで踊っておりまして、毎晩踊りの練習に友達と通っていました。
神社近くのおんちゃんに、手取り足取り教えてもらった記憶があります。
踊りは忘れているところもありますが、体が覚えていて結構踊れます。
あれから40年経ちますが、おんちゃんの顔は忘れていません。
因みに綱は一発で斬り大役を果たせました。いい思い出です。
また、神社境内には国の天然記念物に指定されている大谷のクスノキがあり推定樹齢二千年!
圧巻の巨木で空洞もあり中に入る事もできます。健康祈願に訪れる方もいるそうです。
みなさん行ってみてはいかがでしょうか。